私の 石鹸作りの道具について 質問メールをいただくことが増えたので
ここで、ちょっとづつ紹介してみたいと思います。
今日は型。
色んな形のモールドや、自作のアクリルモールドも持ってますが、
もっぱら木型です。
きっかけは、実家に廃材があったのでもったいないし。
小さなころから父の仕事を見て まずは木で作る が無意識に当たり前
だったのかも。家具もおもちゃも。
これは実家のMY父が作ったものです。
ハンドメイド魂を通すなら自分で作るべきですな、すんません
建築関係の仕事を定年した父は こういうのを作る宿題を喜びます。
技術を眠らせとくのももったいないし、ボケ防止に作ってもらいました。
最近はホームセンターでカットもやってもらえるし、
細いクギと木工ボンド(だけでも)作れますね。
木の匂いが好きです。
石けん始めたころから使っているので、木が反ったり、ゆるんだりで
(いや、手荒い扱いのせい)隙間も出来てきました。気にしな〜い。
これにクッキングシートを敷きます。
きっちゃないけど、 これが型紙。
A4サイズの紙なので、学校のお知らせや新聞のチラシに紛れる事は茶飯事
たまにゴミ箱に捨てられることもあり、あわてて拾って広げたりもします。
なので、クッチャクチャ。
でも木型 初バッチのときから、これ1枚。
そろそろコピーして、2代目にしな、とも思うけど、捨てるのは不憫です。
朽ち果てるまで、これに私の歴史を刻もうと思います。(大げさ!)
クッキングシートです。25cm幅、5m 100均のです。
クルンとなる方を下にして(理由はあとで)タネの量に応じて
カットする長さは変えます。
型紙の線にあわせて谷折。
レシピによって、微妙に線からずらします。
型入れ後に温度が上がるレシピや、ジェル化させるなどタネの膨張があると
思われるときは、線のちょっと内側にあわせ小さめに折ります。
あと、しょうがないんですが、所詮は紙ですので、水分によってのびるので
ある程度のシワは石けんにつきます。
折れたら、4箇所 指の部分の辺に切り込みを入れます。
短い面の後ろに回して重ねると、石けんに線はつきません。
さっきの理由 クルンとなる方を上向きに折ると、この時点でこの面が
手前に倒れてくるんです。
木型がよいのは冬場です。
色材分けて混ぜたりしてる間や、時間差のレイヤーとかは
どうしても冷えるのが不安なのです。
はじめにこうして電気ストーブで暖めとくと
しばらくは冷えないで頑張ってくれます。
熱の伝導も緩やかだしタネに急激な変化を与えないのでいいかな。
あと、クッキングシートが水分をソコソコ吸ってくれるので
型離れが楽です。
翌日だったり二日後だったり、スッコリ♪
少しくらい軟らかくても、紙1枚で守られてるのでニュルッとしない
箱から出したバターみたいな感じ。
が、たまに、熱入れすぎてジュルジュルになっちゃって
出なくなったりもしますが、そのままほっとけば紙と木の連携で
水分を放出するので、冷凍室入れなくてもそのうち出ます。
うち、冷凍室に余裕も無いし。
この紙をメロ〜〜〜〜ンとめくるのが至福の一瞬です。
繰り返し使えるほうがいいかなと薄いクリアファイルのようなのや
ビニールシートなど使って見ましたが、水分が逃げないせいかニュルつくの
型から出すとき、すべって落としてしまったり、ネッチョリくっつくことも。
紙が一番はがしやすく、扱いやすかったです。
軟らかければ、紙のまま1日2日乾燥してからめくっても
紙のまま長く過ぎると、カステラのおいしいトコみたいに分厚くめくれることも笑
めくった時のうれしさに、夕日に向かって叫んでみることも
出たど〜〜〜!!
以上、木型使用法、しゃぼんmamaの場合でした。
こうすれば?とか教えていただけるとうれしいです。
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