前記事に続き、1年前の入院の時のこと・・。
これ↓は、デコグラスといって、ガラスの装飾用のボンド見たいなもので
粘着シールができて、貼ったりはがしたりできるものです。
確か100均で買ったもの。
ベッドに横たわると、景色が電線しか見えないからと、お嬢が作ってくれて
病室の窓にはってくれました。
UFO(一番上)とか、星とか、お花とか、ずいぶんにぎやかな景色でした。
家から病院までは徒歩5分、しかも隣がお嬢の学校という好条件。
廊下を50m歩くと病棟の目の前は学校のグランド。
朝グランドを横切って登校するお嬢に、3階の窓から手を振って
見えなくなったら部屋で朝ごはん。
手術の朝も。
あのお嬢の後ろ姿は今でも覚えています。
病室の枕もとに何個か石けんを置いていたので、看護師さんが
「ココ来るといいにおい〜」 「せっけんおいてんねん」
「作ってるのってこれ?ゆずってほしいな〜」
宣伝活動ばっちりの私。
実は手術当日の朝も頼まれて、術着に着替えてストレッチャーの上で待機中に、
ケータイで、ちょうど家を出るダンナに、
「石けん持ってきて〜」
手術は14日、午後3時から、
手術室に入ると有線が流れていて、曲はミスチルの『しるし』
♪ダ〜リン、ダ〜リ〜ン♪
怖さ紛れに口ずさんでいました。
次々処置が進んで、いよいよ「背骨のとこに麻酔しますよ、ちょっと痛いよ」
ちょうど曲が絢香の『三日月』
お嬢とカラオケいくと、サビのとこでいつも裏声が飛んじゃって笑わせて
くれるのを思い出して、針がググッ!と刺さったのに クスっ、と笑ってしまった。
麻酔の先生が、「え?え〜!!どうかしましたかっ?」
麻酔で頭がおかしくなったかと心配したよう。
「え、なんでもないです。こっちの話し・・。」
「????」
吸入マスクの麻酔をつけるとき、「これって思い切り吸うの?」
「いや、普通の呼吸でいいですよ・・・・・」まで聞こえて
意識なし
3時間もかからなかった。
ちゃんと目がさめました。
みんなが言ったとおりだった、“盲腸みたいなもんやん”て、
でも、怖かった、というより、あ〜、生きてて良かった。実感。
担当の看護師さんが、「お嬢がきてるよ〜」って
朝見送って、終わりじゃなくて良かった。
いらないもの取っちゃって、おなかにホッチキス22本、
その看護師さんからまたまた→娘さん→Aさん→Bさん→Cさん&Dさんと輪が広がって
切腹記念日の昨日は、なんと、BさんところでCさんDさんと一緒に、楽しい1日を
過ごさせてもらったのです。
石けんの話題で盛り上がり、近々コスメ教室の約束も!ウキウキ!
たまに病気で入院するのも悪くは無いな〜なんて思える、
切腹記念日なのでした。
素敵な石けんがいっぱいです。→