夏に、娘のクラスに一時編入してきたハーフの子がいて、
家が近くで 娘同士、母同士、気があって仲良くなった。
その子は、お母さんが日本、お父さんがアメリカの人で、
サマーバケーションを日本で過ごして、9月になってすぐ
ニューヨークでの暮らしに戻った。
子供の夏休みなんて、あっという間に終わってしまって、
夜店ですくった金魚5匹と楽しい夏の思い出を私たちに残して
一家は今、地球の裏側にいる。
エアメールを書いた。
夏の写真と、私が作った石けんの写真を同封して。
娘にとっては、シマシマの縁取りの封筒に英語で住所を書いて
ポストにいれて、どこに行くの?って感じだった。
地球儀で説明してあげた。
ニューヨークに手紙を書いたってことが、なんかものすごいことを
やったような気分だったみたい。
昨日返事が届いた。
おぼつかない日本語のかわいい手紙と絵とお母さんの長い手紙。
すごくうれしかった。
娘はみんなに自慢している
「ニューヨークから手紙がきてん!」
娘にとってはエアメールで世界が少し理解できたみたい。
遥か遠いニューヨークを身近に感じて、ニュースで
“ニューヨークの主要道路の橋で事故があり通行止めです”
なんて見ると
「え〜、そんなん道が混むし困るわ〜」
と我が事のよう。
インターネットはとっても便利。
ニューヨークがものすごく近い、メールならすぐに話しができる。
しかし、向こうから来るメールは英語。
よし、英語の復習にはいいチャンス、がんばろ。
娘の手紙はちゃんとポストから届けよう。
書いて伝えることも大切。
娘が外の遊びから帰ってくる頃
太陽はゆっくり地球の裏側にまわっていく。
夕焼けを見ながら
「たいようさん!早くニューヨークを朝にして、
お友達をおこしてあげてね」
遠いけど近くに感じるお友達。
ニューヨークのbest friend
夏が来れば、又会える。
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