先月のイベントでご一緒させていただいた、地元宇治にお住まいの
イラストレーターの くうさん と
くうさんのお母様のイベント 『秋色のぬくもり展』 にお邪魔しました。
くうさんの絵はほんとに優しくて、ほんわりと、
でも 気取りがない日常の一コマをとらえています。
ほんわり優しい、くうさんの人柄がそのまんま。
くうさんのお母様は、ずっと染織をされています、
趣味を超えた本格的な織物に仕上げられます。
日本の棉で織物がしたいと思い立ち、畑を借りて棉作りから始め
綿から糸を紡ぎ、草木で染めて織るという作業を一人でこなされるのだそう。
(実を収穫して種を取り除いた段階までが「棉」、打ってほぐして「綿」になるのですね)
散歩をしていてもこの木は染まるとか、この草はいい色が出るとか、
そういうことで頭がいっぱいだそうです。
私が、油屋さんでうにゃうにゃ言うのと同じ?笑
どれもとても鮮やかできれいです。
草なのに、不思議なんです。
セイタカアワダチソウの鮮やかな黄色、胡桃のこげ茶、りんごのあかるい茶色、
ウメノキゴケの紫色・・・。
育て、紡ぎ、創り、伝える
自然の中で、作りあげられて行く色鮮やかな作品に ただただ感動しました。
感動するだけではいけないな。
子供たちに、手づくる素晴らしさを伝え つなぐ・・
伝承しなければね、手で伝える 手を伝う・・・・・
つなぐ、紡ぐ ・・・手から手へ。人から人へ。
この頃私の周りはこのテーマで熱い。
なんだか、石けんとは違うものだけれど
同じ空間で、同じ感性でみんなつながっているのでした。
自然の色も私のテーマ、心強い そして優しい存在のくうさんとお母様。
手づくる仲間。
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