@まいほーむ

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NaOHの乗車は?結果報告。
さて、先日ココで 苛性ソーダって電車乗れる? 
という記事に関して
たくさんの情報ありがとうございました。

ずぼらに質問を出してしまった後、調べが行き届かなかった自分に反省しつつ
あちこち出向いたり、話聞きに行ったりで、調べる数日でした。

結果は
OKをいただいたりダメだったりです。

もし公共交通機関に乗る場合は個々に確認される方が賢明だと思います。

私自身、各社からいただいた答えを公表することさえ、不安です。
苛性ソーダというものへの認識も浸透していませんし、
法規の理解の仕方も、乗客はもちろんそこに携わる方の認識も
まちまちだということです。

ここでOKと書いてあったからといって、持ち込んで、
もし事故があっても、一切責任は取れません。


まとめてみようと思いましたが、結論はまちまちだったので
受け答えの内容を並べます。

追記*いただいたコメントに中にも、いろんなヒントがありました。
合わせて読んでいただけると参考になるとおもいます。   

********

「苛性ソーダいわゆる水酸化ナトリウムですが、
    車内へのもち込みはできますか?」


まず、
私が利用する可能性がある 私鉄K お客様センター
担当の方に、目的や形状、量、距離、ボトルの表記内容を聞かれました。
買ったばかりの500gということにしました。

「お調べしてお電話させていただきます」  で、40分後にかかってきました。

「お待たせして申し訳ありません、専門部に確認しておりました・・・
もち込み禁止の薬品表の中に苛性ソーダ(水酸化ナトリウム・HaOH)という品名はありませんでした。
項目にあるのはその薬品自体が直接(封を開けるだけでということか?)有毒ガスや異臭を発生させるものや、車体にダメージを与える(金属腐食作用か?)ようなものかとおもいます。おっしゃる状態の苛性ソーダは大丈夫ですね。
ただ、かなり危険な薬品であることに違いはありませんし、必要最小限であること、密封されている、もちろん車内で開封しないこと、ほかの乗客の不安を与えない(見えないように?)状態であること、最新のご注意をいただくということでお願いします。私どもとお客様方との信頼関係の上で安全運行できるものと思っていますので、どうぞよろしくお願いします。」


次は、ジェ・・・・西・・お客様センター
調べるも何もなし、
「劇物と表示があるものはだめですね〜」
(確認しないで即答して大丈夫かな?
でも、新幹線も運行してるから、他とはちがうかもね、
2005年春の大きな事故もあったし、危険回避回答?)

ジェ・・・・東には電話してません  参考までに旅客営業規則

(追記)
後日、JRの管理者の方にお聞きしたところ、
路線を各駅停車や特急が共有している場合は
万が一の事態で急停車したとしても、線路を伝っての避難ができますが
JRというのは新幹線という特殊な空間があります。
新幹線は専用の軌道を使った超高速走行で、万が一緊急停車したとしても
長いトンネルや、高い高架橋の上での停車も想定され、旅客を安全な空間に速やかに
誘導することが難しい場合もあるため。危険回避をまず考えたお応えをする。
とお聞きしました。

そして、やはり、信楽や福知山での大きな事故を踏まえ
旅客の荷物に万が一劇物があり事故で容器が破損し そこに雨でも降ろうものなら
二次被害も考えられたわけです。
そこを踏まえて、問い合わせにはできるだけ危険回避の回答をするのだ
ということもお聞きできました。



K市交通局 
営業所では判断がつかないと、本局の運輸部の電話番号を言われました。
(まわさずに、営業所から本局に問い合わせて返事してほしかったな、じゃないと営業所の人は判らないままですやんか!)

運輸部にかけました
「判断しかねますので、お調べして電話します。」
15分後

「苛性ソーダにつきましては、可能範囲の薬品です。ただし条件がございまして、500gを超えないもの、密閉された容器に入っているもの、容器に破損がないものとなっています。」
「これは、交通局さんのお答えということは、地下鉄もバスもおなじですか?」
「そうです。バスも同じです」
「これは、全国共通の基準ですか?乗り継いでよそに出るかもしれないのですが」
「そうですね、国と市の法規のなかで今お話していますが、都市独自の“準規”といいますか、個別に定めていることもあります
ので、お尋ねになるほうが良いと思います。」


上記は電話で問い合わせました。


次は対面での質問です。

ジェ・・・・西でも 各停だけのK駅の駅員さん
「どうやろ〜ちょっと聞きます・・(奥でどこかに電話して・・)
こまかいこと載ってないけど(規約に?)苛性ソーダって掃除に使うやつやね〜?
無理やり水を入れなければ大丈夫でしょ、目的とか量とか考えると許容範囲かなとおもいますよ。お客さん今もってはるなら、乗らんと帰れんわけでしょ?置いて帰ってもろても困るし、今ならすいてる時間やし、一番後ろのらはったら?(車掌の目があるし?)」

臨機応変な対応。


駅はほかにも、私鉄を含め数件聞いて見たのですが(電話も対面も)
聞き方でも反応が違いました。

はんこがないと買えない薬品でたんぱく質を変質させるから
水溶液が皮膚につくとひどいことになるようです。というと
「それは困ります」

薬局ではんこ押せば買えるもので、レストランとかでは調理場の排水の
掃除にも使われているものです・・・
「じゃあ十分お気をつけて・・・・」

どやさ〜

こういうのも参考になるかな・・危険物の持ち込み拒絶
苛性ソーダ0.5リットル以下で・・・とある・・グラムじゃなくて?



で、今日薬局の主任さんに聞いてきました。
「買ったときの状態の容器で500gまでは大丈夫やそうですわ〜。」

そっか、だから販売量が500グラムなのかな?。



あと・・・持ち込み禁止で微妙なもの
火薬はダメ、でも、夏に縁側で楽しむような花火はOK
タバコに使うマッチはいいけど、500グラムを超えるとだめ
乾電池は良いけど、大量はだめ・・・


線引き、むずかしいんだね



でも、今回は
はっきりさせることよりも、いろんな立場にたって考えることができたり、
身近にある危険や、それについての認識に自分自身変化があったのは
自分自身、よかったと思います。


危険性を熟知して、細心の注意を払うことは当然ですが
安易に判断して乗車して、何かの拍子で加害者扱いされるより、
自分で問い合わせをして、(返答した担当者の名前も控えて)
その上での乗車だという事実が、何かのとき
自分の身を守ることにもなるのかなと思いました。
被害者にもなりたくないけど、加害者扱いもされたくないものね。

ソーパーとしての正直な気持ちです。


怖いもの、結構その辺うろうろしてるものね
たとえば、
混ぜるな危険AとB、スーパーで買って袋に一緒に入れて持ち帰っていいのか?


すっきりしなかった部分もあり、

長い記事になりましたが、参考にしていただければ幸いです。

(追記)
苛性ソーダをグループで使う場合の取り扱いなどは 

現物は購入者のみが取り扱い、必ず残量を確認し使用量等の記録を残すこと。
という指示が出ています。
(配布は違法になるためできません、劇物の譲渡 になるため 当然ですよね
はんこ押して買うんだもの)

自治体によってはその使用に関して、個別の見解を出しているところがあるので
石けんをつくるイベント等を催す場合には、各自治体への確認をする必要があります。



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| 苛性ソーダの事情 | 12:55 | comments(16) | - | pookmark |

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