久々の更新です。いつも訪問いただきありがとうございます。
長らくお休みしていたにもかかわらず、その間 たくさんの応援をいただき
本当にありがとうございます。今この辺です。
さて、
去年の夏休み ウエスティン都ホテルでの石けん教室のあと
「夏休みのいい自由研究が出来上がりました。」と
うれしいお声やメールを頂きうれしかったです。
今年ホテル教室をしなかったのですが、去年参加くださった方が 再び
自由研究にということで、我が家に数組様 お越しくださいました。
ホテル教室と様子が違って、マンツーマンな感じで、濃密にお伝えできたかと
思っていますが、どうでしょう?
研究レポートはまとまったかな?
さて、今日は、その復習をざっとまとめましたよ。
お渡しした資料とあわせて
写真が必要でしたら、ここからお持ち帰りくださいね。
というわけで、
石けんづくりベテランの方は・・今日はさ〜っと流してください(笑)
「夏のさっぱり石けん2007」
今年はブレンドに挑戦だ!
今回のレシピ
ラード300g 米油70g ひまし油30g 苛性ソーダ50g 精製水140g
新学期すぐに作品として提出できるくらいの固さの確保と、家庭で簡単に
手に入るオイル、時間の制限もあるので仕上がり早めのレシピです。
去年夏のは、諸事情で素材のブレンドをしなかったですが
今回は、ちょっと進化ですね
ラード、米油はスーパーで、ひまし油はドラッグに売ってます。
オイルを正確に計って、ボールに入れます。
苛性ソーダの注意事項は熟読の上、必ず手袋をして扱ってください、
フレーク状ですが水分を集めてべたべたするので、計量はすばやく!
換気扇まわしときましょう。
計量は正確に、ウチでは苛性ソーダの空ボトルを利用しています。
精製水とあわせたら、しっかり溶かして
反応熱が出ますので45℃くらいまで、冷します。
(ボトルの蓋には穴を!反応熱で膨張します)
オイルも45℃くらいまで温度を上げて、しっかり混ぜましょう。
溶けたからとココで油断して
オイルの混ぜムラがあるといいものができません。
で、苛性ソーダ水を静かに全部入れて・・・
すばやく混ぜます。チャチャチャチャ・・・・
透明のオイルがだんだん変化しましたね。
ミルキーな感じになってきましたが、まだまだしっかり
チャチャチャチャ・・・20分くらい混ぜてね。
分離しなくなったら休み休み混ぜて、もったりヨーグルトな感じで
泡だて器の跡(トレース)がわかるくらいになったら、型へ
(写真はわかりやすいようにしっかりトレースまでおいたものです)
皆さんはこの時点で牛乳パックに入れてお持ち帰りでした。
香りつけや、ハーブなどオプションはこのタイミングで入れます。
型は、牛乳パックのほかはお菓子用のシリコンモールドでもいいです。
アルカリで変質するものは不可です。
反応熱が出ていますので、キープしましょう。保温箱に入れます。
更にあたためる必要はありません、キープで。
型出しの目安は24時間(やわらかければ、扱える固さになるまで待って)
出してから、もう1日置くとカットしやすいです。
カットの時点でもアルカリはキツイので、手袋してね。
カットできたら、風通しのよい日の当たらないところで
1ヶ月乾燥&熟成させましょう。
レポートとしては、スケッチブックでお話しした、“石けんの由来”や
“昔の洗濯”、“石鹸の分子”“酸とアルカリ”のことを加えると
いい作品になるのではないでしょうか?
思い出していただけましたでしょうか?
お持ち帰り後、カットはうまくいきましたか?
レポートの出来上がり具合や、質問
石けんの使用感など、またメールなどしていただけるとうれしいです。
新学期までもう少し。
想い出多い夏休みでありますように・・・・
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