昨日は自宅で石けん教室。
以前にウチでコールドプロセスを覚えてくれたママ友です。
下の子がちっちゃくて自由な時間があまり無いのと、保温箱に興味を示して
危ないので、パパッとできるリキッドソープをご希望。
あれだけ
リキッドにほざいた私ですが、“できない”は言いません。
実はリキッド教室は今日で2回目。
安心、安全、、そしてやっぱり使いやすい、が要求されるのですね。
利点もあるし、ま、いいでしょう。
では、
オイルはひまわり油を持ってきてくれました。賞味期限カツカツやん(笑)
ひまわり油 400g
苛性カリ 88g(試薬として薬局で販売されているのは85%のが多いです。 100%のカリを使うときは×0.85)
精製水 200g
アルコール 95g (本によってはml表示です要注意!アルコールは軽いよ!)
ひまわり油を鍋に入れ加熱。IHで直火です。
75℃まで上げるとレシピ本にはありますので、温度計使った方が良いのでしょう
が、私は温度計は嫌いなので、とりあえず
「さわれなくなるくらい熱くなった」まで加熱
苛性カリを精製水で溶かして、
冷やさずにオイルに入れます。
苛性カリは苛性ソーダほど水との反応熱が出ません。(60〜80℃だそう)
反応させるもの同士は温度をあわせる、ってことですね。
少し加熱します。
85℃くらいで加熱を止めてアルコールを一気に投入。
この時点でヘラに持ち替えたほうがよいでしょう。
すると、ぷくぷくと泡が出てきます。
もし出ない場合は計量が正確なら温度が低いためと思われます。
アルコールの沸点が78℃くらいのため、温度が低いと沸かないからです。
再加熱はガス火はアルコールに引火する恐れがあり危険かと、
IHの場合は、気をつけながらレベル1ぐらいで可能かも。
かもです。
ぷくぷくがブクブクに、ついにぼわわ〜〜っと泡だつので、へらでつぶしながら
収まるのを待ちます。
はい、収まりました。
あめ色のなんともおいしそうな事!
反応はひと段落ですが、生地自体の
反応熱が収まるまで保温します。
耐熱の容器に入れて保温箱へ。全量700g近くかな?
ママ友はコレをジップロックに半分入れて、お持ち帰り。
残りの半分は、「アレンジしたのを取りに来る」らしいです。
準備から片づけ、あとお茶飲んで約1時間です。
で、今朝から溶かしています。
希釈は、3〜5倍に。
ナンボかき混ぜても溶けないけれど、ほっとくときれいに溶ける不思議
メロンぼうやが見守る中、ジンわり溶けてます。
PHを計ってみることに、
ユニバーサル試験紙です。リトマスよりくっきり出てわかりやすいよ。
当然の事ながら思いっきりアルカリですね。
溶液になってから、クエン酸やレモン果汁、蜂蜜などで
PHを9.5〜10.5当たり
に整えてアレンジします。
ママ友は、「お〜!!!」だの「わ〜〜〜」だの「ひょエ〜〜」だの
言いながら、かなりブクブクが気に入った様子。
残りのひまわり油 約1Lも
「なんか作っといて〜」
と置いていったのだけど、賞味期限カツカツやっちゅ〜ねん。
いつも応援ありがとうございます。